たぬき
狸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 切山の洲漏れ橋近くの竹やぶに住む古狸が夜になると「一升がしがし」という不気味な文句を唱えて人を化かし、村人が気味悪がったという話。
- 細部
- むかし切山にある洲漏れ橋の近くの竹やぶには、年を経た古狸が住みついていたという。夜になると、この狸は「一升がしがし」という掛け声にはじまり、貸した升の数が一升から二升、三升、四升へと際限なく倍々に膨れ上がっていく調子はずれの文句をくどくどと繰り返しながら、通りがかる人々を化かしていたと伝えられる。この不気味な唱え言葉を耳にするたび、村人たちは気味悪がっていたという。
- 広まり方
- 1990年の『みなみ』に掲載された美浜町誌編さん委員会編「一升がしの狸」に記録がある。
- 地域
- 愛知県南知多町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ