からいけのたぬき
からいけのタヌキ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 寒さをしのぐため子供に化けて囲炉裏に来たタヌキが、体の一部を広げすぎて灰をかけられ逃げ出したという。
- 細部
- 赤城のからいけという場所に棲むタヌキが、あまりの寒さに耐えかねてか子供の姿に化けて、ある家の囲炉裏に暖まりに来るようになった。お婆さんは最初それと知らずに子供として相手をしていたが、そのうちタヌキは調子に乗って囲炉裏いっぱいに体の一部を大きく広げてしまった。呆れたお婆さんが灰をそこへぶっかけると、タヌキは慌てて逃げ去っていったという。それ以来お婆さんがからいけの近くを通りかかるたびに、村の子供たちから囃し立てられるようになったと伝わる。
- 広まり方
- 1982年刊『群馬県史 資料編27 民俗3』所収、井田安雄がまとめた群馬の世間話の項に記録がある。
- 地域
- 群馬県前橋市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ