しょをかくたぬき
書を書く狸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 国分寺村のある家に伝わったという、狸が筆をとって書き残したとされる不思議な書の話。
- 細部
- 武州多摩郡国分寺村のある家には、狸が筆をとって書いたとされる書が残っていた。京都紫野大徳寺から来た勧化僧が、無言の行をしているとして用件をすべて筆談で済ませたため、家の者はありがたい高僧だと丁重にもてなした。ところが、その僧は後に犬に襲われて死に、狸の姿を現したことで正体が知れたという。書はその狸が書いたものとして家に残った。滝沢馬琴の『兎園小説』に記録され、『日本随筆大成』第2期(1973年)に収められている。
- 広まり方
- 『日本随筆大成第二期』(1973年)所収の滝沢馬琴『兎園小説』に記録が残る。
- 地域
- 東京都国分寺市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ