ふろしきだいこんをねらうたぬき
風呂敷大根を狙う狸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大根を風呂敷に包んで山道を歩いていた人が、狸に置いていけと声をかけられて驚き、荷物を置いて逃げ出したという話。
- 細部
- ある人が、大根を風呂敷に包んで背負い、山道を歩いていたことがあった。すると突然、どこからともなく声が聞こえ、その風呂敷の大根を置いていけと言われたのだという。声の主は姿を見せない狸だと考えられている。あまりの驚きに、その人は担いでいた荷物をその場に置いたまま、一目散に逃げ出してしまったと伝えられている。人の言葉をまねて品物を差し出させようとする、狸らしい悪戯として語られている。
- 広まり方
- 1974年の『粕尾の民俗―栃木県上都賀郡粟野町旧粕尾村(下粕尾は除く)―』所収「九 口承文芸」(東洋大学民俗研究会)に記録がある。
- 地域
- 栃木県鹿沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ