にちれんもくぞうにばけたふるだぬき
日蓮木像に化けた古狸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 寺の日蓮の木像が毎夜経を読むと評判になり参詣が絶えなかったが、正体は像に潜んだ古狸だったという話。
- 細部
- 市川市の寺では、日蓮の木像が毎夜読経するとの評判が立ち、人々の参詣が絶えなかった。住職は木像に法問の奥義を問いかけたが返答がなく、不審を募らせて像を壊そうとした。すると内部から年を経た狸が飛び出して逃げ、最後は捕らえられて殺された。木像の夜ごとの読誦という異常を発端に、正体が古狸だったと明らかになる話である。神谷養勇軒の『新著聞集』を収めた『日本随筆大成』第2期(1974年)に記録されている。
- 広まり方
- 江戸期の随筆『新著聞集』(神谷養勇軒)に載る話で、『日本随筆大成 第二期』(1974年)に収録される形で伝わる。
- 地域
- 千葉県市川市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ