じゃのめがさのむすめ
蛇の目傘の娘
国内
未確認生物
- どんな話か
- 雨の日に現れる美しい娘が近づくと消えてしまい、正体は化けていた狸だったという檜原村の悲しい伝承。
- 細部
- 檜原村では、しとしと雨の降る日に蛇の目傘を差した見目のよい娘が現れ、追いつこうとすると姿を消す話がある。しかも、その人物には娘が何度も姿を見せたため、思い悩んだ末に首をつって命を絶った。後に村人が狸を捕らえると、それを境に娘は現れなくなった。雨の日の娘の正体を、狸が化けていたものと結びつけた悲しい話である。この記録は西多摩郡檜原村の採訪例で、『常民文化研究』1983年「多摩の昔話(二)山間部及び平野部の補遺」(増田昭子・今越祐子)に収められている。
- 広まり方
- 檜原村の昔話を集めた1983年の『常民文化研究』所収論考に採録された事例。
- 地域
- 東京都檜原村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ