たぬきおしょうのず
狸和尚の図
国内
未確認生物
- どんな話か
- 和尚に化けた狸が正体を見破られて命を落とし、その手による白澤や布袋の絵が寺や旧家に伝わっているという話。
- 細部
- 八王子市高月町では、狸が和尚に化けて寺に泊まり、正体を見破られて殺された話が伝わる。この和尚は白澤の図を描き、それが小児の夜泣きを止めるのによいとして、諸方から借りに来る者があった。石田延平家にある白澤図も、和尚が同家で休んだ折の記念に描いたものとされる。円通寺の布袋渡河図も、狸和尚が宿泊して正体を知られた際に残した記念の絵で、寺が火災に遭っても焼け残ったため、火難除けとして秘蔵されている。この話は鈴木重光「狸和尚のこと」(『郷土研究』1931年)に記録されている。
- 広まり方
- 『狸和尚のこと』(鈴木重光)、郷土研究(1931年)に収録される連作の話。
- 地域
- 東京都八王子市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ