たのたたり
田の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 村境の三日月形の田は作らないと二村に祟りがあるとされ、両村の尼が身を清めて耕し伊勢へ初穂を献じるという。
- 細部
- 二つの村の境目に、三日月のような形をした小さな田がある。この田は地頭でさえも祟りがあると口にするほどのいわく付きの場所で、もし誰も手を入れず作らずにいると、両方の村に祟りが及んでしまうのだという。そのため、二つの村からそれぞれ選ばれた尼が身を清め、別火という特別な作法のもとでこの田を耕作してきたと伝えられている。ここで実った米は伊勢の御神への初穂として献上され、この田そのものは田代の神として今に語り継がれている。
- 広まり方
- 1971年の『東北民俗』に掲載された和田文夫「祟りの田の話(三)」に記されている。
- 地域
- 京都府京丹後市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ