しこくちゅうおうしのたでしょうべんをきんじるかみ
四国中央市の田で小便を禁じる神
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 田の神はオソバイやオサンバイと呼ばれ、その神を祀った田で小便をすることは固く戒められた。
- 細部
- 富郷では田を守る神をオソバイ、あるいはオサンバイの名で呼んでいた。単なる呼び名の違いではなく、いずれも稲作の営みを見守る存在として同じ神を指す。この神を祀ってある田には禁忌があり、そこで小便をしてはならないと言い伝えられてきた。神の座す場所を汚す行為を避けるという考え方で、田そのものが祭場と同じ扱いを受けていたことがわかる。農耕の場と信仰の場が分かちがたく結びついていた暮らしぶりをよく示している。
- 広まり方
- 1963年の『あゆみ―富郷の民俗―』のうち、森正史監修による生活伝承の章に載る。
- 地域
- 愛媛県四国中央市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ