さばえしのたのかみみなくちふさぎ
鯖江市の田の神水口塞ぎ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 12月5日の田の神祭りでは、田の神が水と共に出て行かぬよう、早朝に田ごとの水口をふさいで回った。
- 細部
- 毎年12月5日になると田の神を祀る祭りが行われ、当日の朝はまだ暗いうちから田んぼの水の出口をひとつ残らず塞いで回る習わしがあった。水を抜く口をふさぐのは、田を守ってくれた田の神が水の流れとともにどこかへ出て行ってしまわないようにという配慮からで、各戸は自分の田の水口(ミト)を一枚残らず丁寧にふさいで歩いたという。稲作を見守る神への感謝と、その神を土地にとどめておきたいという願いが込められた行事である。
- 広まり方
- 1984年の『福井県史 資料編15 民俗』所収、小林一男「二つの田の神祭」に記録がある。
- 地域
- 福井県鯖江市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ