にいがたしのはつうまにくだるたのかみ
新潟市の初午に下る田の神
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 初午の日になると、田の神が山から里へ下りてきて田を見守るとされる農耕信仰の言い伝え。
- 細部
- この地域では、二月の初午の日になると田の神が山から里へと下りてくるのだと信じられてきた。田の神は普段は山の神として山に留まっているが、稲作が始まる季節が近づく初午の日を境に姿を変えて田へと下り、その年の田畑を見守る存在になるのだという。逆に稲刈りが終わる時期になると、田の神は再び山へ戻って山の神になるという対の考え方が各地の農耕儀礼に広く見られ、この土地でもその一端として初午の日の下山が語り伝えられている。具体的な儀礼の様子までは詳しく記録されていないが、季節の節目と神の去来を結び付ける素朴な信仰の形を伝える話である。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編22 民俗1』(1982年)所収、大竹信雄「第4編6 第2節11田の神」に記録がある。
- 地域
- 新潟県新潟市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ