むらかみしのよしをたてるたのかみ
村上市の葭を立てる田の神
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 2月16日と10月16日の田の神まつりに合わせて田の溝を掃除し、溝口に葭を立てる村上市朝日地区の農事習俗。
- 細部
- 村上市朝日地区には、田の神をまつる農事の習わしが伝わっている。2月16日と10月16日の年二回、田の神まつりが行われるが、田の神が実際に田へ下りてくるとされるまでの間に、村人たちは田の溝をきれいに掃除しておく。あわせて、溝の入り口には葭を立てておくことになっており、これは田の神を迎え入れるための準備、あるいは目印としての意味を持つと考えられる。稲作の始まりと終わりを田の神の去来になぞらえて祝う、農事暦に根ざした信仰である。
- 広まり方
- 1982年刊『新潟県史 資料編22 民俗1』所収、大竹信雄「田の神」の報告に記録されている。
- 地域
- 新潟県村上市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ