しょうがつのけむりやうすでたのかみをまねくならわし
正月の煙や臼で田の神を招く習わし
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 正月に門松の松を燃やす煙や、空臼を搗く音に乗せて田の神を天から迎え入れるという習わしが伝わる。
- 細部
- 正月に田の神を天から招く方法として、二通りの形が記録されている。一つは、門松とともに切ってきた松を燃やし、その煙と空臼を搗く音に田の神を託して降ろすもの。もう一つは、家の前に軒端より高く竹竿を二本立て、空臼を三度搗き、竹竿を道筋にして田の神を迎えるものだった。米の乏しい家が、田の神に降りてきてくれるよう願った習わしではないかとも考えられている。国学院大学民俗学研究会の『民俗採訪』1983年に記録されている。
- 広まり方
- 1983年の民俗調査で、旧桧沢村の正月行事として聞き取られた。
- 地域
- 茨城県常陸大宮市
- 年代
- 不明(1983年に採録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ