たのかみあがりのひ
タノカミアガリの日
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 11月6日の田の神が上がる日、団子を作る暇がなかった母が子を鍋の湯で火傷させたと年寄りの霊が告げた話。
- 細部
- 11月6日はタノカミアガリの日と呼ばれ、子を持つ夫婦が日暮れまで稲刈りに追われていた。妻は先に家へ戻ったが、忙しさのあまり田の神様に供える十六団子を作る余裕もなく、鍋に火をかけていた。田んぼに残っていた夫の傍らを年老いた女の霊が通り過ぎ、続いて現れた老爺の霊が、団子ひとつ自分にこしらえないとは面白くない、子どもを一人ゾウスイの鍋にぶち込んでやったと告げた。胸騒ぎを覚えた夫が急いで家に帰ると、妻は子どものやけどの手当てをしている最中だったという。
- 広まり方
- 1982年の『新潟県史 資料編22 民俗1』所収、水沢謙一「第6編 2 第3節 3田の神様」に記録がある。
- 地域
- 新潟県阿賀野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ