たもんがふち
多聞ケ淵
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 多聞ヶ淵は毎年必ず一人の命を奪うといい、鱶に魅入られた鐘が沈んだことが原因とされる。
- 細部
- 多聞ヶ淵と呼ばれるこの淵は、毎年かならず少なくとも一人の人命を奪わずにはおかないと恐れられている。その由来は、かつて鱶に魅入られた鐘がこの淵に落ちて沈んだことにあるといい、以来淵そのものに不吉な力が宿るようになったのだと語られている。近づく者に定期的に犠牲を求める淵として、土地の人々の間で長く言い伝えられてきた。
- 広まり方
- 1943年の『旅と伝説』所収、四国三郎「阿波国那賀川流域に遺る伝説」に記録がある。
- 地域
- 徳島県阿南市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ