たましいのゆくえ
魂の行方
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 村上町で死後50日目以降にミコが死者の霊を呼び出す「道開け」という口寄せ儀礼と、そこで受けた忠告が的中した体験を伝える。
- 細部
- 村上町では人が亡くなってから50日以上を過ぎたころ、ミコに頼んで死者の霊を呼び出してもらう風習があり、これをミチアケ(道開け)と呼んだ。ある家で亡くなった子どものミチアケをおこなったところ、口寄せに現れた亡児が「これから病気になるので気をつけるように」と生者へ告げたという。聞いた者は半信半疑で聞き流していたが、実際にひと月ほど寝込む病にかかってしまい、亡児の言葉が的中した形になった。死者の魂が儀礼を通じて生者に警告を伝える話として語り継がれている。
- 広まり方
- 1944年の『民間伝承』掲載、渡邊行一「三條市での死生観」に記録がある。
- 地域
- 新潟県村上市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ