やまがたのははにあらわれたぐんぷくのむすこ
山県の母に現れた軍服の息子
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 戦地の息子を思う母の前に軍服姿の息子が現れ敬礼して消えた直後、戦死の知らせが届いた話。
- 細部
- 一人息子を戦地に送り出していた母親が、川で菜を洗っていたときのことである。ふと顔を上げると、軍服姿の息子がこちらを向いて敬礼をしながら笑っている姿が見えたのだという。驚いた母親が急いで川岸の道まで上がってみると、息子の姿はすでにどこにも見当たらなかった。そして間もなく、その息子が戦死したという知らせが届いたと伝えられている。
- 広まり方
- 1989年の『美濃民俗』所収、河出碩文「戦地から帰った魂」に記録がある。
- 地域
- 岐阜県山県市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ