すかがわのしにしょうぞくとおさなごのたましい
須賀川の死装束と幼子の魂
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 死装束の背縫いを開けておく理由や、眠る幼児を急に起こすと魂が戻らなくなるという2つの俗信。
- 細部
- 死者に着せる白ムクの着物は、背縫いのうち紋のあたり三寸ほどをあえて縫わずに開けておく決まりがある。そのため普段の着物でも、背縫いが少しでも破れているものは魂が抜けてしまうといって忌み嫌われていた。また出産にまつわる仲作の俗信によれば、すやすやと眠る幼な子を大きな声でびっくりさせながら起こしてしまうと、まどろみの間にどこかへ出かけていた魂が体へ戻れなくなり、そのまま抜け落ちたままになってしまうのだという。
- 広まり方
- 1940年の『民間伝承』所収、伊藤最子「葬送習俗」、および1963年刊『宇津峯山麓の民俗』所収、東京女子大学史学科の調査記録「七、産育」に記録がある。
- 地域
- 福島県須賀川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ