しばたのたましいがおとずれるてらみち
新発田の魂が訪れる寺道
国内
未確認生物
- どんな話か
- 人が死ぬ前後にタマシイが肉体を離れて肉親や寺を訪れるとされ、道でぶつかったという体験談も残る。
- 細部
- 病人が息を引き取るのは多くが夕方から明け方にかけてで、死の前後には魂が肉体を離れて肉親や寺を訪れる「知らせ」に出るのだと語られている。郵便配達の人がこの魂とぶつかったという話もあり、特に寺へ続く道ではよく起こるので道の端を歩くようにと言われていた。魂が寺を訪ねる際には鳥の羽音を伴うこともあるという。死の三年前から兆しが表れるとする話や、あの世へ向かう途中に住職と話す客の頭を冷たい手で撫でていったという体験談も伝わり、火の玉や人玉もこうした魂の姿の一つとされている。
- 広まり方
- 1949年の『高志路』掲載「赤谷村の怪」と、1982年刊『新潟県史 資料編22 民俗1』第2編「臨終」の項に、いずれも森谷周野が記録している。
- 地域
- 新潟県新発田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ