せとうちちょうのたましいをさがしてあるくおとこ
瀬戸内町の魂を捜して歩く男
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 昭和初期、体調を崩した勝浦の男性が魂が抜け出たと考え、屋仁や佐二まで自分の魂を捜しに出向いたという体験談。
- 細部
- 昭和のはじめ頃、瀬戸内町勝浦に住むある男性が長く体調を崩していた。原因を魂が体から抜け出てしまったためだと考え、みずから屋仁や佐二の集落まで足を運び、失われた魂を取り戻そうとしたと伝えられている。体調不良を魂の離脱と結びつけ、遠方まで捜しに出向くという行動に、当時の人々が抱いていた魂への実感的な信仰があらわれている。医療とは別の筋道で不調の原因を捉える発想が具体的な移動として記録されている点が興味深い。
- 広まり方
- 1995年の『南島研究』に掲載された義高之の採集資料に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県瀬戸内町
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ