きかいちょうのけむりにのぼるししゃのたましい
喜界町の煙に昇る死者の魂
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 葬式から6日目までの夕方、墓前で盛んに火を焚くことで、その煙に乗って死者の魂が空へと昇っていくとされる。
- 細部
- 喜界島の阿伝では、葬式を終えてから六日目までのあいだ、毎夕墓の前で盛んに火を焚くという習わしがあった。この火から立ちのぼる煙が、死者の魂をその背に乗せて天へと運んでいくのだと考えられていたためである。単なる供養の炎ではなく、魂を送り届ける乗り物としての役割を煙に見出している点に、この地域の死生観の一端がうかがえる。
- 広まり方
- 1933年の『旅と伝説』に掲載された岩倉市郎「喜界島阿伝」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県喜界町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ