いわみのたましいとまにやままいり
岩美の魂と摩尼山参り
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 死者の魂は破風からすぐ抜け出て摩尼山へ向かうとされ、初彼岸や一周忌に遺族が摩尼山参りをする風習がある。
- 細部
- 岩美町では、人が死ぬとその魂はすぐに家の破風から外へ出ていくのだといわれている。行き先については、冥途へ向かうとも、また摩尼山へ向かうとも語られており、はっきりと一つに定まっているわけではない。死者が出て初めて迎える彼岸には、遺族が摩尼山まで参ることになっており、これは魂が向かう先とされる山へ、遺族みずから足を運ぶ行為といえる。一周忌の折にも同じく摩尼参りをおこなうとされ、摩尼山に安置された地蔵には、必ずどこか死者に似た顔つきのものがあると語られている。
- 広まり方
- 1970年の『民俗採訪』に掲載された、國學院大學民俗学研究会による鳥取県岩美郡岩美町旧小田村の調査記録に記録がある。
- 地域
- 鳥取県岩美町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ