ごてんばのむなぎにやどるたましい
御殿場の棟木に宿る魂
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 死者の霊魂は棟木に宿るとされ、他人の家を買うときは棟木を替え、縁の下の土を海へ捨てて魂を抜いた。
- 細部
- 亡くなった人の霊は家の棟木にとどまり、そこを通じてこの世を離れていくものと考えられていたため、他人が住んでいた家を買って住むときには棟木を新しいものに換えなければならないとされた。また棟木は途中でつなぎ足すことを忌む習わしもあった。加えて、他人の家を買って住む際には縁の下の土を一握り取って海に捨てる習わしもあり、これは前の住人の魂をその家から抜き去るための儀式であったという。
- 広まり方
- 1993年刊『静岡県史 資料編24 民俗2』所収、竹折直吉「他界観の変遷」による。
- 地域
- 静岡県御殿場市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ