たまものまえとせっしょうせき
玉藻前と殺生石
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 宮中に潜んでいた狐の正体が露見して下野へ逃れ石と化し、触れる者を死なせたため深草帝の代に打ち砕かれたという殺生石の由来。
- 細部
- 宮中に入り込んでいた一匹の狐は、やがてその正体が見破られてしまう。逃げ延びた狐は下野のこの地までたどり着き、そのまま石へと姿を変えた。この石に触れた者は皆、命を落としてしまうという恐ろしい力を宿すようになったという。深草帝の御代になって、この禍々しい石はついに打ち砕かれることとなった。ただし、当時砕かれた石そのものは長い時を経て地中に埋もれてしまい、現在その場所にある石は当時のものとは別の石であるとも伝えられている。
- 広まり方
- 1976年の『日本随筆大成第3期』所収、佐藤成裕『中陵漫録』に記録がある。
- 地域
- 栃木県那須町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ