けせんぬまのたこのひかるりょうめ
気仙沼の蛸の光る両目
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜釣りの最中に沖から近づく二つの光を見た者がいたが、光の正体は蛸が持つひときわ大きな両目だったという。
- 細部
- 小浜の海岸で夜釣りをしていたところ、沖のほうから丸く光るものが二つ、こちらに向かって近づいてくるのに気づいた者がいた。何事かと目を凝らして見つめていると、近づいてきたのは一匹の蛸で、光って見えていたのはその両目だったことが分かったという。皿かと見紛うほど大きく光を帯びて見える眼を持つ生き物として語られており、夜の暗がりのなかで海の生き物の目が、正体不明の光り物として映った例である。
- 広まり方
- 1982年刊『小泉の民俗―宮城県本吉郡旧小泉村―』所収、東洋大学民俗研究会の口承文芸調査に記録がある。
- 地域
- 宮城県気仙沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ