たきわろう
タキワロウ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 萩市の海辺に伝わる怪物タキワロウ。山と川に三年ずつ過ごしたのち海に入るとエンコになるという。
- 細部
- 萩市の海辺の崖近くに潜むとされる怪物で、そこに現れては人を驚かすのだという。特に梅雨の時期になると山のほうへもよく姿を見せるとされ、季節によって現れる場所が移り変わる怪物として語られている。伝えによれば、この怪物は山で三年、川で三年とそれぞれの場所で過ごしたのち、海に入ることでエンコと呼ばれる別の怪物に変わるのだという。同じ一つの怪物が、棲む場所を移りながら山、川、海と三つの姿の物語をたどっていく、成長譚のような言い伝えである。
- 広まり方
- 1933年の『島』所収、桜田勝徳「長門六島村見聞記(下)」に記録がある。
- 地域
- 山口県萩市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ