たきのしんれい
滝の神霊
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 養老の滝で身を清める者には瓢の携帯や川魚を食べることなど多くの禁忌があり、破ると滝の神霊が怒って即死させるとされた。
- 細部
- 養老の滝をはじめ、摂津の鼓ヶ滝などで滝に打たれて身を清めようとする者には、数多くの禁忌が課されていたという。瓢箪の類を身につけて滝に入ること、川魚を口にすること、煮豆を携えていることなどがそれにあたり、いずれも滝の神霊が特に嫌うものとされた。こうした禁忌をうっかり破ってしまうと、神霊の怒りを買い、その場でたちまち命を落としてしまうとまで語られており、滝行に臨む者は身の回りの持ち物にまで細心の注意を払う必要があったという。
- 広まり方
- 1980年の『続日本随筆大成』所収、緒方惟勝「杏林内省録」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県養老町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ