たきのぬし
瀧の主
国内
未確認生物
- どんな話か
- 滝壷で鉈を拾った樵が瀧の主の美女に口止めされ、数年後に酒の席で話した瞬間に死んだという話。
- 細部
- 昔、雑木を伐っていた木こりたちのうち一人が、滝壷に落としてしまった鉈を拾おうとして水の中に飛び込んだことがあった。水の底には美しい女性がおり、にっこりと微笑みかけてきたという。この女性は瀧の主であり、自分がここにいることは誰にも話してはならないと告げたうえで、男を地上へ帰した。それから数年が経ったある日、男は酒の席でつい口を滑らせてこの出来事を話してしまい、その瞬間に息絶えてしまったと伝わる。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』誌所収、納富重雄「浄蓮の瀧に絡まる伝説」に記録がある。
- 地域
- 静岡県伊豆市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ