たけこまさま
竹駒様
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 失明した女性が竹駒様に仕えることを決めると、数週間で視力が戻ったという話。
- 細部
- 角館に住むカミサマは、堀之内のイシガミサマと呼ばれるA氏の姉にあたる人物であるという。二十七、八歳のころから目が見えなくなってしまったが、そのかわりに神様や仏様が空を飛んでくる姿が見えるようになり、時には殿様や切腹した侍の霊が来たといって、その様子を真似ることもあったという。なかなか治らないため、神様に仕える身になれば快復するだろうと告げられ、それから一月ほど経ったころに竹駒様がこの人に取りついた。そこで神社に参拝し、竹駒様につかえることを決めたところ、二週間ほどで目が開き始め、三週間が過ぎるころにはすっかり見えるようになったのだという。
- 広まり方
- 『羽後檜木内川流域の民俗』1964年、東京女子大学文学部史学科の巫女・祈禱師に関する調査記録による。
- 地域
- 秋田県仙北市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ