たけだぶし
武田武士
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 小形山の塚に眠る無縁の武田武士たちの祟りで家人が病みつき、易者の託宣で丁寧に祭るようになったという。
- 細部
- 都留市小形山には十二の塚があると伝えられており、そのうちの一つ、ある家の裏手にある塚には、およそ二千人もの武田方の武士が葬られているという。塚ができたのは五百年ほど前のことだとされる。この家では奥さんが病気がちであったため、東京から易者を呼んで見てもらったところ、家には悪魔のようなものがたくさん取りついていて入ることもできないと告げられた。あれこれ話し合った末、弔う者のいない武士たちの祟りであろうという結論に落ち着き、それからはこの塚を丁寧に祭るようになったと伝わる。
- 広まり方
- 『小形山の民俗』(都留文科大学民俗学研究会、1970年)の伝説の章に記録がある。
- 地域
- 山梨県都留市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ