たけぶえ
竹笛
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 継母に風呂で殺された継子花子の死骸から生えた竹で作った笛を吹くと、父を呼ぶ泣き声が聞こえたという昔話。
- 細部
- 昔、花子という名の継子がいた。花子は継母から冷たく扱われた末に、風呂の中で煮殺されてしまう。その亡骸を畑に埋めたところから竹が生え出し、通りかかった坊さんがその竹を切って笛に仕立てた。東風が吹く折にこの笛を吹くと、亡くなった花子が竹に姿を変えたことを父に告げ、もう鏡も針箱もいらないのだと訴えるような泣き声が聞こえてきたという。驚いた父が急いで家に戻ると、継母はおそれをなして池に身を投げて死んでしまったと語られている。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』に収める川野正雄「竹笛」に記録がある。
- 地域
- 香川県高松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ