まつやましのたかたかぼうずしせんでしんしゅく
松山市のタカタカ坊主視線で伸縮
国内
未確認生物
- どんな話か
- 見上げるほどに背丈が伸び、上から順に見下ろすと縮んで逃げ去るという怪。
- 細部
- この怪は相対する者の視線に応じて大きさが変わる。顔を上げて仰ぎ見れば見るだけ丈を増していき、逆に頭のほうから足元へ順に目を落としていくと、みるみる縮んでその場から逃げ去るという。対処法が視線の向きだけで示される点が特徴で、伊予各地で語られる背の高い坊主姿の怪異と同系統に位置づけられる。恐れて仰ぎ見るほど相手が大きくなるという構図は、恐怖そのものが怪異を育てるという理解を素朴に形にしたものといえる。
- 広まり方
- 1983年の『愛媛県史』所収、佐々木正興による憑きもの・妖怪伝承の記述に見える。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ