たかにゅうどう
高入道
国内
未確認生物
- どんな話か
- 見上げるほどにどんどん高くなる化物で、正体は肩に乗った狸だといい、負けを認めてお辞儀をすると消えるという。
- 細部
- 香川県さぬき市に伝わる話である。高入道と呼ばれる化物は、見れば見るほど背丈が高くなっていくという。これは狸がいつのまにか人の肩に乗っていて起こす仕業とされ、正体を知る者は決して上を向いてはいけないと戒めている。もし出くわしてしまったときは、「負けた、見こした」と声に出してお辞儀をすれば、化物はすぐに姿を消すのだという。見上げるほどに恐怖が増す化物に対して、素直に負けを認めることで難を逃れるという知恵が語り継がれている。
- 広まり方
- 1969年の『香川の民俗』所収、武田明「大川郡多和の妖怪」に記録がある。
- 地域
- 香川県さぬき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ