たかにゅうどう
高入道
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山城谷の正夫谷に現れる高入道は見上げると大きくなり見下ろすと小さくなる怪物で、供養で鎮まった。
- 細部
- 讃岐地方でいうところの高坊主にあたる怪異は、阿波の山城谷周辺では高入道と呼ばれている。正夫谷という場所に現れ、見上げる者の位置によって姿の大きさが変わるのが特徴で、下から仰ぐほどにどんどん背丈が伸びていくが、逆に高い場所から見下ろすと次第に縮んで小さくなっていくという。字大日には大日如来を刻んだ練り石の像があり、その前で山伏たちが千巻供養を執り行ったところ、以後この怪異はぱったりと姿を見せなくなったとも伝えられている。
- 広まり方
- 『民間伝承』1938年掲載の柳田國男「妖怪名彙(四)」、および1924年刊『三好郡志』(三好郡役所編)に記録がある。
- 地域
- 徳島県三好市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ