たいしのとなえごと
太子の唱え言
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 山中の恐ろしい場所で「アブラウンケンソバカ」と三度唱えれば難を逃れられるという丹波篠山に伝わる呪文。
- 細部
- 山中の恐ろしい場所に足を踏み入れたとき、「アブラウンケンソバカ」という句を三度繰り返せば怖い思いをせずに済むと伝えられている。地元ではこの文句を太子の唱え言と呼びならわしており、誰が最初に唱えたかは分からないものの、山道や峠など不安を覚える場面で口にする言葉として代々受け継がれてきた。短い一句に難を避ける力を託した、素朴な言葉の護符といえる。
- 広まり方
- 『御影史学論集』1974年掲載、辰巳衛治による多紀郡西紀町本郷の民俗調査「俗信」の報告にみえる。
- 地域
- 兵庫県丹波篠山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ