たいまつ
たいまつ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 横手山の山頂から麦稈のたいまつを投げ落とす火祭りは、供養と疫病よけを兼ねた行事とされる。
- 細部
- 平市高久の神谷作に伝わる火祭りの名がたいまつで、横手川沿いのたいまつぐらと呼ばれる場所から、燃えさかる松明を麓へ次々と投げ落とすものだという。一つは死者の供養、一つは疫病よけの意味を持つとされる。旧盆の七月十三日から十七日の五日間、麦稈で作ったたいまつに子どもたちが火をつけ、横手山の頂上から一人ずつ投げる行事も伝わり、これによって山火事が起きたことは一度もないとされる。かつて火投げを取りやめた年には村で火事が起き赤痢も流行したため、翌年から再び行われるようになったという。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史 第23巻 民俗1』所収、山口弥一郎および和田文夫による農耕予祝・感謝の行事と平市薄磯漁村民俗誌の記録に基づく。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ