たいかのたたり
大火の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 処刑されたお建の恨みが飯田の大火を招くとされ、社や森を傷つけることも恐れられた。
- 細部
- 飯田城の城主がお建を捕らえ、愛宿下で刑に処したと伝わる。そのために飯田では大火がたびたび起こるのだと語られてきた。村の側でも同様で、お建を祀る社や、それを囲む森の木を損なえば火の災いが降りかかると信じられ、手をつけることが避けられた。火あぶりという処刑の方法が、そのまま報いの形として火事に重ねられており、都市の災害と山村の禁忌が一つの因縁で結ばれている。
- 広まり方
- 1989年刊の『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』の伝説の章、神社の伝説の項に収められている。
- 地域
- 長野県阿智村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ