たちあいのかぜ
タチアイの風
国内
未確認生物
- どんな話か
- タチアイの風という通り神に当たると山でも海でも気分が悪くなるが、お婆さんに経を唱えてもらうと治るとされる。
- 細部
- タチアイの風は、イキアヒの風あるいは通り神、トホリ神とも呼ばれる目に見えない存在で、山の中であろうと船の上であろうと、これに行き会ってしまうと途端に具合が悪くなるという。対処法としては、集落の年配の女性たちに集まってもらい、般若心経(あるいはシンギョウと呼ばれるもの)を唱えてもらうのがよいとされ、そうすることで体調は次第に良くなっていくと伝えられている。呼び名は記録によって多少の違いがあるものの、風とともに現れて人を害するという点では共通している。
- 広まり方
- 1939年の『民間伝承』所収、瀬川清子「怪異」と、1940年の『ひだびと』所収、同「海の人々(二)」に記録がある。
- 地域
- 大分県臼杵市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ