たびのそう
旅の僧
国内
未確認生物
- どんな話か
- 葬式が出せないほどの荒天に困る家へ現れ、法蔵寺の住職を頼めと告げて消えた素性不明の僧の話。
- 細部
- ある家に不幸があり葬儀を営もうとしたところ、外へ出られないほど天気が荒れて手も足も出なくなった。困り果てているところへ見知らぬ旅の僧が訪れ、小川村の法蔵寺の住職に頼めば雨はやむと告げ、そのまま姿を消したという。助言だけを残して消える来訪者という型をとっており、後に語られる猫檀家の話とつながって、寺の霊験がどのように知られるようになったかを説明する導入部の役割を果たしている。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の昔話、動物昔話の猫檀家の項に採録されている。
- 地域
- 長野県大町市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ