たべものをたべないおんな
食べ物を食べない女
国内
未確認生物
- どんな話か
- 隠岐の島町に伝わる話では、欲深い男が娶った食べない女の正体を探ると、大量に炊いた飯を頭からおにぎりごと食べる姿を見て逃げ出したという。
- 細部
- 隠岐の島町に伝わる昔話である。欲深い男が、ものを食べないという評判の女性を妻に迎えた。ところが、いくら食べなくても平気でいる様子を男は不審に思い、ある日仕事に出かけると見せかけて家の様子をひそかにのぞき見た。すると妻は大量の米を炊き上げ、握り飯にしたものを、なんと自分の頭のてっぺんから次々と口に運んで平らげていたのだった。その異様な光景を目にした男は恐ろしくなり、そのまま家を捨てて逃げ出してしまったという。全国に類話が広く分布する昔話の類型の一つに数えられている。
- 広まり方
- 2000年刊の学術誌『昔話研究と資料』に常光徹が「食わず女房」と歳の晩として発表した報告に収められている。
- 地域
- 島根県隠岐の島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ