た、けむり
田
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 熊谷市の中仙道熊谷宿にあった田から凄まじい黒煙が立ち上り、人々が駆けつけると煙は消え、跡には深さの知れない大きな池ができていたという。
- 細部
- 熊谷市の中仙道熊谷宿にあった田の中から、ある時、凄まじい勢いで黒い煙が立ち上ったことがあったという。ただならぬ様子に近所の人々が駆けつけたところ、煙はやがて次第に薄れて消え失せてしまった。人々が煙の立っていた場所を確かめてみると、そこには長さ8間、幅3間ほどの池のようなくぼみができており、その深さがどれほどあるのか誰にも分からなかったと伝えられている。中仙道の宿場町にまつわる、原因の分からない怪異譚の一つである。
- 広まり方
- 1983年刊行『続日本随筆大成』別巻所収、石塚豊芥子『豊芥子日記』に記録されている。
- 地域
- 埼玉県熊谷市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ