すずめとつばめのゆらい
雀と燕の由来
国内
未確認生物
- どんな話か
- 母の危篤に普段着で駆けつけた雀は穀物を許され、身支度に手間取った燕は泥と虫を食べよと言われた。
- 細部
- 母親が病に倒れたとき、雀は普段のなりのまま飛んできたので、穀類を食べてよいと許された。いっぽう燕は化粧をして洒落た装いを整えてから遅れて到着し、おまえは泥と虫だけ食べていろと言い渡されたという。鳥の食性の違いを親孝行の速さで説明する由来話である。同じ語り手からは、婆さんが川で拾った生き物を飼い、爺さんの意地悪で逃がしてしまい、詫びに宝の入ったつづらをもらう一方、真似をした爺さんが妖怪に食われるという話も採られている。
- 広まり方
- 1971年の『西郊民俗』所収、北沢和子「駒ヶ根市の昔話―中山大重翁の昔話―」に二話が記録されている。
- 地域
- 長野県駒ヶ根市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ