すわのかみ
諏訪の神
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 諏訪の神が住まう地では垣根や樹を損なうと祟りがあるとされ、樹を伐った家では長年病人が絶えなかった。
- 細部
- 付近一帯には諏訪の神が住むとされ、その居場所に関わる樹木や垣根を傷めると凶事が続くと伝えられている。ある家では南側の垣根を痛めたままにしていたところ凶事が絶えなかったという。また別の家では三、四十年もの長きにわたって病人が絶えず、神主に伺いを立てたところ、諏訪の神が宿っていたモチの樹を伐ってしまい神の居所を奪ったことが祟りの原因だと告げられた。その後あらためて松を植え、毎年祭りを行うようになったことで落ち着いたという。
- 広まり方
- 1929年の『民俗学』に掲載された、中村浩「能登灘五郷地方採訪(一)」に記録がある。
- 地域
- 石川県七尾市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ