すわじんじゃのかみ
諏訪神社の神
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 諏訪神社の祭で御小屋を建てなかった年に疫病が流行り、神の怒りだと恐れて翌年から再び建てるようになったという。
- 細部
- 麻の茎に乗って川面を漂う白蛇を最初に見つけたのは塩沢の集落の人々だったといい、それが諏訪神社の使いだったことから、以来毎年四月十五日にこの神社の祭典が営まれるようになった。祭りでは神輿が渡り歩く行事があり、その前段として富士川の河原に仮の御小屋を建てるのが習わしになっていた。ところがある年、この御小屋を建てずに祭りを済ませてしまったことがあった。すると間もなくこの集落に伝染病が広がり、これは神様がお怒りになったに違いないと人々は考え、翌年からはあらためて御小屋を欠かさず建てるようになったという。
- 広まり方
- 1965年の『甲斐路』所収、松村蘆洲「峡南南部に遺る白蛇の伝説」の記録による。
- 地域
- 山梨県南部町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ