そみんしょうらい
蘇民将来
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 貧しくも素戔嗚命をもてなした蘇民将来だけが疫病を逃れたとされ、柳を削った印を授かる説話が伝わっている。
- 細部
- 素戔嗚命が備後国鞆の浦を訪れたとき、泊まる宿がなかった。この地には巨旦将来と蘇民将来という兄弟がいて、裕福な兄の巨旦は命の求めを断ったが、貧しい弟の蘇民は快く迎え入れ、精一杯もてなしたという。翌朝、立ち去るにあたって命は蘇民に柳の木を削ったものを授け、まもなく疫病が流行するのでそのときはこれを持って難を逃れるようにと告げた。はたしてのちに疫病が流行し、生き残ったのは蘇民の一族だけであったと伝わる。
- 広まり方
- 出典は『旅と伝説』(1935年)所収、萬造寺龍「宮城・岩手伝説玩具概略」。
- 地域
- 宮城県仙台市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ