すっぽん
鼈
国内
未確認生物
- どんな話か
- 鼈を調理しようとして井戸に落とした包丁を鼈自身に探させ、助命を約束したのに違えたところ、切られた首が主人の喉に噛みついて息絶えさせたという。
- 細部
- ある家の主が鼈(すっぽん)を調理にかけようとした折、手にしていた出刃包丁を誤って井戸の底へ落としてしまった。困り果てた主は、包丁を見つけ出せば命は取らないと鼈に持ちかけたところ、鼈は本当に井戸の底から包丁を探し当てて戻ってきた。ところが主はこの約束を守らず、そのまま鼈の首をはねてしまう。すると切り落とされたはずの首が主の喉笛に食らいつき、主はそのまま息絶えてしまったという。約束を違えた報いを伝える戒めの話である。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究上方』所収、日恒明貫「大阪妖怪畫談」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ