すねこすり
すねこすり
国内
未確認生物
- どんな話か
- 雨の夜に犬のような姿で現れ、歩く人の脚に体をこすりつけて歩きにくくする妖怪。
- 細部
- すねこすりは、雨の夜に犬のような姿で現れ、歩く人の脚に体をこすりつけて歩きにくくする、比較的おとなしい妖怪である。岡山県内で伝わり、博物学者・佐藤清明が1935年にまとめた『現行全国妖怪辞典』に小田郡の伝承として記録がある。井原市七日市町の井領堂という辻堂のそばでは、夜道の人の脛の間をすり抜けた。高梁市有漢町にも脛をこすって通り抜ける「脛こすり」や、股を何度もくぐる「股くぐり」が出る道があり、いずれも狸の仕業とされた。佐藤の記録は、のちに柳田國男の『妖怪談義』にも引用されている。
- 広まり方
- 郷土資料や妖怪図鑑を通じて紹介され、岡山県を代表する地域限定の妖怪として知られるようになった。
- 地域
- 岡山県
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ