すなかけばばあ
砂かけ婆
国内
未確認生物
- どんな話か
- 人気のない森のかげや神社のかげ、大木の下を通ると、頭上から砂をバラバラと振りかけて驚かすという。姿を見た者はいない。
- 細部
- 採録は沢田四郎作『大和昔譚』で、「その姿見たる人なし」と記される。兵庫県西宮市では砂をかける音だけが聞こえ、実際には砂が降ってこなかったと語られる。西宮市や尼崎市では狸の仕業、滋賀県では老婆や「てんころ」の仕業とする説もあり、水木しげるの漫画で和服の老婆の姿が定着する以前は、姿形を持たず音と気配だけで語られていた。
- 広まり方
- 『大和昔譚』の採録を柳田國男『妖怪談義』が紹介して知られ、戦後は水木しげるの作品で姿を得て全国区になった。
- 地域
- 奈良県・兵庫県・滋賀県など近畿地方
- 年代
- 不明(昭和期に採録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ