みのならないすもも
実のならないすもも
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 旅僧を殺した家が絶え、その荷にあったすももが実を結ばぬ木となって残ったという。
- 細部
- 横山に、金持ちの旅人だけを泊めて贅沢に暮らす家があった。ところが泊まった者を再び見かけた者はいなかったという。ある夜、大きな荷を背負った旅の僧が宿を取り、この家の老婆に斧で殺された。しかし荷の中身は真っ赤に熟したすももばかりで、金目のものは何もなかった。老婆は狂って死に、家の者も次々と絶えた。その後、あたりには実をつけないすももが生えるようになったと伝わる。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の口頭伝承の章、その他の植物の伝説の項に記録がある。
- 地域
- 長野県大町市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ