すみよしたいじん
住よし太神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 野里村の乃左渡彦が住吉を崇敬すると夢に翁姿の住吉が現れ、東方の淵で真龍として姿を見せたため、社を建てて祀ったという由来譚。
- 細部
- 摂津国東成郡野里村、現在の西淀川区にまつわる、住よし太神という社の由来である。この地に乃左渡彦という人物が住んでおり、常日頃から住吉の神を篤く崇敬していたという。ある夜、乃左渡彦の夢の中に翁の姿をした住吉の神が現れ、東方にある深い淵へ行けばその証拠を見せようと告げた。そこで乃左渡彦がお供え物を携えてその淵を訪れてみると、黒雲がにわかに淵の上を覆い、白波が高く上がる中から本物の龍の姿が現れたのだという。神の出現を目の当たりにして喜んだ乃左渡彦は、水辺にあった神器を崇め祀り、社を建てたと伝えられている。
- 広まり方
- 1983年の『続日本随筆大成 別巻』に収められた玉田永教「年中故事」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ